三井ホームで家を建てました。
ここではその家を柔らかな暖かいイメージで『もふほーむ』と名付け、そこに住み・集う人々の平和的日常を書いていきたいと思います。
ある日、外に出てみると・・・・・・
家の前に葉付きの瑞々しい大根が3本、ごろりと置かれていました。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・?・・・・・・・・・!!!!」
あまりのシュールな光景に写真を取り忘れたと気付いたのは、
大根の葉も落として調理を決めた今日。
家を出るとお供物があるなんて・・・まるで何かの映画で見た救世主のようで・・・
いえいえいえ。お供物ではありません。
とにかく大根を見つけたその日は、(玄関先だったので)我が家に持ってきてくれたものだと思い、
そのまま外に放置するのも失礼に当たると思い家の中に入れたのですが、
どう見ても泥付きのたった今掘り出したばかりの大根。
気がついたのが夕方も終わろうとする頃だったので、
翌日に持ってきていただいた方を探してお礼を言ってから調理をしようと思い、
そのまま水を含ませた紙に包んでおきました。
-翌日。
はるりには一応、心当たりがありました。
それは、我がもふほーむの近くの畑のおばちゃんです。
そのおばちゃんが農作業をしているのでお声をかけたところ、
ちょっとした井戸端話から、大量の里芋とカボチャを頂きました。これが美味しかった。
きっとそのおばちゃんだろうと思ったのですが、
実は名前も住んでいる場所も分からず、分かっているのはその畑から車で10分ぐらいのところに住んでいるという事だけ。
仕様が無く、今日も畑に来てくれることを願いながら家事の合間に外を見ていると・・・
「?!」
おじさんが件のおばちゃんの畑の隣の畑で(ややこしい)作業をしています。
急いで家を出て声をかけると、おじさんは自分が大根を置いたわけではなく、
私の家に大根を置いていった人に見当も付かないそうです(当たり前です)
おじさん「こちらの区域のひとじゃなくてそちらの区域の人じゃないけぇ?」
なるほど・・・。確かに他にも大根など家庭菜園で作っている方がいらっしゃる・・・。
・・・等とまた世間話などをおじさんと楽しんでいると・・・・・・
大量のジャガイモとサツマイモを頂きました(^^;)
まことに申し訳なく、里芋とかぼちゃを頂いたとき同様に家に取って返し、
家中を漁りまくって差し上げても差し障り無い程度のお菓子を差し上げたのですが、
かぼちゃの時のおばちゃん同様、おじさんも「余っていたから逆にもらってくれて有難う」と言われました。
有難う(ToT)おじさん!!大事に調理するね!!
そうして大量のじゃがいもとサツマイモをゲットしつつ、
近所の家庭菜園をしているお宅を一件一件訪問してお尋ねするも、我が家に大根を置いた人はおらず
やはり、あのおばちゃんなのだろうと結論が出るも、
その日はおばちゃんは畑には現れず・・・。
このまま大根を放置していてもしなびていく一方なので・・・
本日、大根を調理することに決めました。
次回、必ずおばちゃんにお礼を言うことを心に誓って・・・。
田舎に住むとこうしたハートウォーミングな触れ合いがあるのが嬉しく思う、とある一日でした(^^)
PR
この記事にコメントする